生駒市議会 2015-06-19
平成27年第3回定例会 企画総務委員会 本文 開催日:2015年06月19日
▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午後1時55分 開会
◯吉波伸治委員長 ただ今から
企画総務委員会を開催いたします。
本日の会議につきましては、次第に基づき、審査及び調査を行います。
会議に先立ちまして、この4年間において、傍聴は、一般の直接傍聴を6人、
報道関係者を6人、間接傍聴を63人まで認め、この会議室に余裕がある場合は、可能な限り傍聴を認めることでよいでしょうか。
(「はい」との声あり)
2
◯吉波伸治委員長 そのようにいたします。
この4年間において、
報道関係者の写真、映画等の撮影を、開会後、開議宣告までの間、許可することでよいでしょうか。
(「はい」との声あり)
3
◯吉波伸治委員長 そのようにいたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
午後1時56分 開議
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◯吉波伸治委員長 それでは、ただ今から審査いたします。
1、審査事項、(1)議案第51号、生駒市
個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
なお、内容については、過日の本会議において説明を受けたとおりであります。よって、説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思います。
それでは、本案について、委員による質疑に入ります。
質疑等ございませんか。
竹内委員。
5
◯竹内ひろみ委員 これは
個人情報の保護に係ることなんですが、今、大きな問題になっております
日本年金機構による
情報漏えいの関連で、非常に大きな問題を含んでいるように思います。
マイナンバー制度になればもっとその危険性が増すであろうというようなことも言われておりますし、本当に、漏えいしないようにちゃんとしないといけないと思うんです。
今、現実、
マイナンバー制度になる前の段階でも、
個人情報の漏えいについてはいろいろ対策をとられていると思うんですけれども、庁内でどのような対策をとっておられるか、具体的にお聞きしたいんですけれども。
6
◯吉波伸治委員長 尾山情報政策課長。
7
◯尾山隆啓情報政策課長 先般の流出事件につきましては、先日、総務省の方から通知が来まして、あの事件を受けて、各団体に、具体的にこういうことをしなさいよという通知が来ております。
質疑等はございませんか。井上委員。
91 ◯井上充生委員 今回の改修なんですけども、ようやくという感じがするんですけども、要は、災害対策の拠点としての機能を求められる施設として耐震性は不可欠なものとして、今回、やられると。もし仮に地震があったときに、庁舎は大丈夫として、対策本部が設置されるのは4階でしたか。
92
◯吉波伸治委員長 奥村課長。
93
◯奥村直幸総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 そのとおりでございます。
94
◯吉波伸治委員長 井上委員。
95 ◯井上充生委員 大会議室でいいんでしょうか。
96
◯吉波伸治委員長 奥村課長。
97
◯奥村直幸総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 大会議室と4階の会議室を予定いたしております。
98
◯吉波伸治委員長 井上委員。
99 ◯井上充生委員 4階の会議室と言えば北側。
100
◯吉波伸治委員長 奥村課長。
101
◯奥村直幸総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 現在のところ、401・2の会議室も対策本部の方で使用できるようには考えております。
102
◯吉波伸治委員長 井上委員。
103 ◯井上充生委員 そこを対策本部にするとして、やっぱり有事のときにはいろんな情報を得たり、あるいは指令を出したりとか、そうした機器類とかも必要となると思うんですが、そういったものがすぐ接続できるような配線とかは出来ているんですか。
104
◯吉波伸治委員長 奥村課長。
105
◯奥村直幸総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 今現在、401の方にはそういう緊急連絡用の端子は入っておりますけど、大会議室の方は出来ておりませんので、今回の耐震改修に併せまして、同じように設置をしたいなと考えております。
106
◯吉波伸治委員長 井上委員。
107 ◯井上充生委員 この図面で見ていて、その部分が4階の、ちょっとどこか分からなくてお聞きしたんですけれども、十何年ぐらい前かな、
企画総務委員会で、松戸市だったか、ちょっと忘れたんですけども、行ったときに、ちょうど消防に対策本部があって、それと同じ機能を持つのが本庁にもある。それだけ万全を期している市もあるわけなんです。今回、それに対応されているということであったらそれで結構です。
108
◯吉波伸治委員長 他にございませんか。
竹内委員。
109
◯竹内ひろみ委員 今回、この庁舎の耐震改修に当たって、バリアフリーの方も一緒にやるということをお聞きしたんですが、この中で、その分に当たるというところが、東側出入り口のスロープというところがあるんですが、これがそうかなと思うんですけれども、そうなんでしょうか。
110
◯吉波伸治委員長 奥村課長。
111
◯奥村直幸総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 おっしゃるとおりでございます。
112
◯吉波伸治委員長 竹内委員。
113
◯竹内ひろみ委員 その他には、バリアフリー化ということではトイレの洋式化ぐらいでしょうか。他にありますか。
114
◯吉波伸治委員長 奥村課長。
115
◯奥村直幸総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 トイレの洋式化も含めまして、点字ブロック等も設置し直しという形で考えております。
116
◯吉波伸治委員長 他に。
惠比須委員。
117
◯惠比須幹夫委員 一つお聞きしますのは、受水槽も、今回、交換ということなんですが、以前も一般質問でも指摘させていただきましたが、受水槽については、緊急時に非常に重要な飲料の確保先になるということで、現状では50立方メートルだと思うんですが、これは交換しても変わらないということでよろしいんでしょうか。
118
◯吉波伸治委員長 奥村課長。
119
◯奥村直幸総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 改修時も同じ大きさの容量のものを考えております。
緊急飲料水につきましては、東側の駐車場の方に100トンクラスの保水槽を設置いたしておりますので、それも同時に、緊急時には利用できるという形で考えております。
120
◯吉波伸治委員長 惠比須委員。
121
◯惠比須幹夫委員 併せて、以前もちょっと確認させていただきましたが、東日本大震災での被害状況から検証された結果、非常にその材質自体が影響を受ける、受けないという一つの要因になっているということもありましたが、材質自体については、今、FRPなのか、スチールなのか、
ステンレスなのか、その辺、どういった方向で想定されていますんでしょうか。
122
◯吉波伸治委員長 奥村課長。
123
◯奥村直幸総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 ちょっと今、手元にその材質の分はないんですけど、震度7.5には十分耐え得る設備を設置する予定という形で考えております。(発言する者あり)Is7.5でございます。申し訳ございません。
124
◯吉波伸治委員長 惠比須委員。
125
◯惠比須幹夫委員 東日本大震災を踏まえての業界団体等の検証も出ておりますので、その辺、しっかりと確認していただいた上で対応していただければと思います。
続きまして、太陽光発電なんですが、これ、出力規模はどれぐらいになるんでしょうか。
126
◯吉波伸治委員長 奥村課長。
127
◯奥村直幸総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 お答えする前に、先ほど申しました、Is0.75の間違いでございます。申し訳ございません。
それと、太陽光発電の発電容量につきましては49.9キロワットでございます。
128
◯吉波伸治委員長 惠比須委員。
129
◯惠比須幹夫委員 これ、現状は、大震災発災等での対応として、業務を継続するという意味で、今現状は発電機ですね。今回、太陽光を設置、導入されるということですが、発電機は現状も7台ということでよろしかったでしょうか。
130
◯吉波伸治委員長 奥村課長。
131
◯奥村直幸総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 自家発電のことですか。
132
◯吉波伸治委員長 惠比須委員。
133
◯惠比須幹夫委員 そうです。
134
◯吉波伸治委員長 奥村課長。
135
◯奥村直幸総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 申し訳ございません。現在、自家用発電機につきましては1基設置しております。燃料消費量に合わせました持ち時間なんですけど、負荷率25%であれば32.6時間、負荷率50%であれば23.5時間、100%であれば14.3時間の緊急時の電力供給ができるという形で現在の自家発電を保有しております。
136
◯吉波伸治委員長 惠比須委員。
137
◯惠比須幹夫委員 現状、保有されている自家発電の能力と、太陽光を今回設置されて、太陽光を設置されるということについては、業務継続という部分ではどういうことを期待されているんでしょうか。業務継続ではない。
138
◯吉波伸治委員長 奥村課長。
139
◯奥村直幸総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 今回設置いたします太陽光発電装置につきましては、全部、売電する予定でございます。
140
◯吉波伸治委員長 惠比須委員。
141
◯惠比須幹夫委員 じゃ、業務継続という意味では現状の体制で十分であるという見解なんでしょうか。
142
◯吉波伸治委員長 奥村課長。
143
◯奥村直幸総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 自家発電装置以外に鉛電池等によって非常照明を点灯さすようにしております。また、無停電電源によりましてサーバー類もバックアップできるようにしております。
以上、そういう形で、多分、1日もかからず、関西電力ないしはPPSの方で電力補給は可能かなとは考えております。
144
◯吉波伸治委員長 惠比須委員。
145
◯惠比須幹夫委員 もう1点、確認なんですが、書類ではちょっと読み取れなかったので、雨水とか中水利用について何らか配慮されるのか、これについては今回はおいておかれるのか、ちょっとお聞きしたいんですが。
146
◯吉波伸治委員長 奥村課長。
147
◯奥村直幸総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 中水、雨水等につきましては、現在のところ、利用する予定はございません。
148
◯吉波伸治委員長 他にございませんか。塩見副委員長。
149
◯塩見牧子副委員長 議案本来の方に戻りますが、これの落札率、87.83%と議案説明のときにお伺いいたしましたけれども、2者応札して、もう1者の方は92.9、93%ということで間違いないでしょうか。
150
◯吉波伸治委員長 上村契約検査課長。
151 ◯上村健二契約検査課長 もう1者の落札率は92.98%でございます。
152
◯吉波伸治委員長 塩見副委員長。
153
◯塩見牧子副委員長 87.83なので、特に問題はないかなと思いますが、工事に関して、もう少しだけお聞きしたいんですけれども、工事期間中、基本的に耐震工事ということで、はすかいを入れていくという工事なので、部署を工事期間中に移動させなければいけないというような、そういう日常業務に差し障りが生じてくるというようなことはないんでしょうね。
154
◯吉波伸治委員長 奥村課長。
155
◯奥村直幸総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 契約するに当たりまして、極力、事務に支障がないやり方で考えてほしいという形で条件に入れております。ただ、耐震壁等、若干、設置する予定もございます。それと、ブレースにつきましては、外部に設置する予定なんですけど、アンカーボルトの打込み等によりまして、騒音等で業務あるいは市民サービスに若干のご迷惑はお掛けする可能性もあります。
156
◯吉波伸治委員長 塩見副委員長。
157
◯塩見牧子副委員長 じゃ、基本的には騒音等が一番懸念される影響であって、本当に部署をどこかに引っ越さなきゃいけないというような、そういう大がかりな移動等、そういった支障はないと考えていいですね。
158
◯吉波伸治委員長 奥村課長。
159
◯奥村直幸総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 先ほども申しましたように、庁舎からどこかへ移転して業務するということは考えておりません。ただ、東側駐車場とかに工事現場の飯場等を設置します。また、ブレース等、相当大きいものを持ち込みますので、普段、日常の駐車場の利用等につきましては、市民にご迷惑をお掛けするということが大いにあり得るとは思います。
160
◯吉波伸治委員長 塩見副委員長。
161
◯塩見牧子副委員長 では、工事の車両であるとか、あるいは資材の置き場というようなものは、基本、駐車場になると考えていいんですか。
162
◯吉波伸治委員長 奥村課長。
163
◯奥村直幸総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 ブレース等の大きい資材につきましては、原則、会社の方で組み立てて、こっちへ持ってくるという形で、駐車場自身を置き場にするということは考えておりません。
164
◯吉波伸治委員長 他にございませんか。神山委員。
165 ◯神山聡委員 庁舎が昭和56年建設で、残りの耐久年数というのはどれぐらいあるんですかね。
166
◯吉波伸治委員長 奥村課長。
167
◯奥村直幸総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 ちょっと今、手元に耐久年数表を持っておらないんですけど、コンクリートですので約50年ぐらいかなとは思っております。
168
◯吉波伸治委員長 神山委員。
169 ◯神山聡委員 残りが50年。(「耐用年数のこと」との声あり)
170
◯吉波伸治委員長 神山委員。
171 ◯神山聡委員 ブレースの補強をするということなんですけど、そのブレース自体はどれぐらい耐久できるものなんですか。
172
◯吉波伸治委員長 奥村課長。
173
◯奥村直幸総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 そこまでちょっと詳しいことは分からないんですけど、一応、改修する上は30年はもつという形では考えております。
174
◯吉波伸治委員長 他にございませんか。
(「なし」との声あり)
175
◯吉波伸治委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。
次に、委員外議員による質疑に入ります。
質疑等はございませんか。山田議員。
176 ◯山田耕三議員 先ほどのバリアフリーについて何点かお聞きしたいんですけども、1階の平面図を見ますと、視覚障がいの方に点字シートタイルというのを入れ替えるというふうにおっしゃっていましたけども、なぜ入れ替えるのか、ご説明いただけますか。
177
◯吉波伸治委員長 奥村課長。
178
◯奥村直幸総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 この庁舎が建ちました頃には今の点字の制度というのがございませんでした。今の制度にのっとりまして、新たに点字のブロック等を置き換えるという形で考えております。
179
◯吉波伸治委員長 山田議員。
180 ◯山田耕三議員 ありがとうございます。
この図で見ますと、1階のロビーから総合案内所に向けて、目の見えない方、弱視の方の場合は導けるというふうに見えてはおるんですけども、この案内所以外に、例えば2階から降りたところとか、若しくは東の方の駐車場から上がってきたところに、何か手で触って分かるような点字の案内板とかというのは設置のお考えはないんでしょうか。
181
◯吉波伸治委員長 奥村課長。
182
◯奥村直幸総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 今回の改修に際しまして、サインの見直しも、今回、採り入れる予定でございますので、障がい者の皆さんの利便性を向上するために、点字の方のサインも検討していきたいと考えております。
183
◯吉波伸治委員長 山田議員。
184 ◯山田耕三議員 先ほど
竹内委員もお聞きされていましたけども、東の駐車場からスロープというのになっていますけども、ちょっと立面図を見ても分からないんですけど、これは屋根が付いているのかどうか、教えていただけますか。
185
◯吉波伸治委員長 奥村課長。
186
◯奥村直幸総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 現在のところ、屋根は設置予定ではございません。
187
◯吉波伸治委員長 山田議員。
188 ◯山田耕三議員 なぜそれを言うかと言いますと、車椅子の方の場合、両手でタイヤを回されたり、若しくは片手しか動かない方の場合、電動で。雨の日、ぬれますよね。もし介助されたとしても、介助の方も押すわけですから、ずぶぬれになりますよね。そういった点、ちょっと配慮することはできないんでしょうか。
189
◯吉波伸治委員長 奥村課長。
190
◯奥村直幸総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 建築基準法の関係もあるかとは思いますけど、法等に抵触しない限り、今、議員さんがおっしゃいましたような屋根の設置も含めて考えていきたいなと思っております。
191
◯吉波伸治委員長 山田議員。
192 ◯山田耕三議員 それに関連して、ここのスロープの横の下の階段、雨の日はいつも三角コーンに「滑りやすいのでご注意ください」と。僕もちょっと足に障がいが残っていて、こけることもあるので、いつも慎重にはおるんですけども、同じ、もし屋根をかけられるのであれば、ここの面まで屋根を延長するということはできないでしょうか。
193
◯吉波伸治委員長 奥村課長。
194
◯奥村直幸総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 現在、東側の階段、風除室辺りにつきましては、庁舎一体の建物という形で建築確認を受けております。その関係で、この階段の上に屋根を付けるということにつきましては、建築基準法を精査してみて、付くかどうか検討したいと考えております。
195
◯吉波伸治委員長 山田議員。
196 ◯山田耕三議員 もし付けることができなければ、もう少し滑りにくい材質とか、若しくは手すりを真ん中にもう1本入れるとか、そういった配慮をお願いしたいと思います。
続いて。
197
◯吉波伸治委員長 山田議員。
198 ◯山田耕三議員 1階のトイレも、多目的トイレを見ますと、図面がよく分からないんですが、入り口はどちらになるんでしょうか。
199
◯吉波伸治委員長 奥村課長。
200
◯奥村直幸総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 この入り口につきましては、エレベーターホールの前の北側から多目的トイレの方に入るようになっております。
201
◯吉波伸治委員長 山田議員。
202 ◯山田耕三議員 ということは、ちょっと確認なんですけども、多目的トイレに入るのに、1つ壁があって、それをこちら側、ちょうどトイレとトイレの間に入りながらいったん折れて、そして、また折れて入り口ということでしょうか。
203
◯吉波伸治委員長 奥村課長。
204
◯奥村直幸総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 今のこの図面では、今、図面をお持ちだろうと思うんですけど、前室と書いているところがあると思うんですけど、その前室の前でいったん左折れしてもらうという形になろうかと。左折れした段階で、正面にスライド式の扉が前にあるという形で解釈しております。
205
◯吉波伸治委員長 山田議員。
206 ◯山田耕三議員 多目的トイレの場合、やはり健常者の方が使われることってまず少ないと思うんですね。例えば車椅子の方とか足の悪い方とか目の見えない方とか、本当に体に不自由のある方がお使いになられると思うんですけど、これ、もうちょっとストレートに。こんなぐにゅぐにゅっと曲がらずに、トイレの位置をもうちょっと前面に。これを見ますと、後ろに下がっているように思うので、これを前に出すことはできないんでしょうか。
207
◯吉波伸治委員長 奥村課長。
208
◯奥村直幸総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 まだ設計段階ですので、正式な設計図面は、まだ細かいところまでは決まっておりませんので、前室と書いている前に、何の部屋かちょっと分からないんですけど、この部屋と多目的トイレを入れ替えることは可能です。
209
◯吉波伸治委員長 山田議員。
210 ◯山田耕三議員 できればそのようにしていただければ有り難いと思っております。以上です。
211
◯吉波伸治委員長 他に。中浦議員。
212 ◯中浦新悟議員 本当に、小さくもなくて大きなものなんですけども、1点だけ、正面と言うんですか、正面のロータリーと言うのか、ありますよね、外です。の屋根と言うんですか、分かりますか。警備室の前です。あそこのひさしと言うのか、屋根と言うのか、毎度、あそこでバスの運行と言ったら変ですけども、車の動き、しづらそうにしてはりますよね。この機にあれを何とか変えておこうと、高さをいじるとか、のけるとか何とか、そういった案というのは出なかったんですかね。
213
◯吉波伸治委員長 奥村課長。
214
◯奥村直幸総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 今回の実施設計ではそこまでは考えておらないんですけど、確かにコミュニティバス、あそこでぐるっと回るんじゃなくて、いったん突っ込んで、後ろへ下がるというような形にしていると思います、高さがやっぱり足りませんので。その件につきましても、もし今回の改修工事でできるのであれば、担当課と検討してまいりたいと考えております。
215
◯吉波伸治委員長 他に。
(「なし」との声あり)
216
◯吉波伸治委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結し、本案を採決いたします。
お諮りいたします。
議案第60号は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
217
◯吉波伸治委員長 ご異議なしと認めます。
よって、委員会といたしましては、議案第60号は原案のとおり可決することに決定しました。
~~~~~~~~~~~~~~~
218
◯吉波伸治委員長 (3)議員提出議案第3号、「安全保障法制改定法案」を廃案にすることを求める意見書についてを議題といたします。
本案の審査に当たっては、提出者の浜田議員に出席願っておりますので、ご了承願います。
なお、内容については、過日の本会議において説明を受けたとおりであります。よって、説明を省略し、直ちに質疑に入りたいと思います。
本案について、委員による質疑に入ります。
質疑等ございませんか。
惠比須委員。
219
◯惠比須幹夫委員 平和安全法制整備法案及び国際平和支援法案は、現在、衆議院で審議されております。公明党としては、日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中、国民を守る隙間のない体制を構築するとともに、国際社会の平和に貢献することを目指し、同法案の成立を目指しております。
よって、生駒市議会公明党は、本意見書の提出には反対をいたします。以上でございます。
220
◯吉波伸治委員長 他に。井上委員。
221 ◯井上充生委員 この意見書、要は、廃案にすることを強く要望するということなんですけれども、これは、その元にあるのは、憲法を改正して今の事態に備えるべきと考えておられるのか、あるいは、憲法そのものを変えずにというのでしょうか。その辺は一体どうなんでしょうか。
222
◯吉波伸治委員長 浜田議員。
223 ◯浜田佳資議員 この意見書の中心となりますのは、立憲主義に基づいて立法を行うべきだということであります。そういった意味で、今出されている法案は憲法に違反する、そういった声が非常に出ておりますし、また、そういうおそれが非常に強いと思いますので、違憲の法案は廃案にすべきと、そういうことであります。
したがって、憲法9条を変えてどうこうすべきかどうかということに関してまでは言及するものではありません。
224
◯吉波伸治委員長 井上委員。
225 ◯井上充生委員 この意見書が出されてから、ずっと一定の日があり、新聞やテレビ等々で見たりしていたんですけれども、その中で、憲法学者の大半が違憲だとか、あるいは、党首討論の中でも意見の食い違いがあったんですけれども、これは実際に、我々市議会レベルの中では、いろんな情報はテレビあるいは新聞ぐらいしか入ってこないんですよね。例えば国の安全保障に関するようなことというのは、やはり国できちっと、いろんな情報が集まる中で決められるべきものだと私は思うんです。
したがって、そういう意味で、そのようなことを決めてもらうために国会議員を選んでいくと。そういう趣旨からいけば、安全保障あるいは国の財政そのものに関して、これ、地方議会で議論をするのはどうなのかなと。そういった意味合いにおいて、ちょっと今、この意見書を提出することには、私は反対をさせていただきます。
226
◯吉波伸治委員長 質疑、他に。塩見副委員長。
227
◯塩見牧子副委員長 まず、タイトルの廃案の言葉なんですけれども、これは、この類いの法案は、未来永劫、国会の中で審議するなということではなくて、要するに、いわゆる会議規則上の廃案、要するに、今、この今国会期中において、この法案を議決することは避けるべしという意味での廃案と考えてよろしいですか。
228
◯吉波伸治委員長 浜田議員。
229 ◯浜田佳資議員 もちろん未来永劫にこの法案を出すなというわけでもありませんし、また、内容を修正されて出すというのも、それは内閣の権限であります。
この廃案と言いますのは、今、塩見委員が言いましたように、基本的には、今国会で出された法案を撤回するなり取り下げるなりして、なしにするということであります。したがって、次以降の国会でどうされるかまでについては言及するものではありません。
230
◯吉波伸治委員長 塩見副委員長。
231
◯塩見牧子副委員長 要は、憲法違反という指摘も、今回、数多くある中で、憲法改正の手続きを踏まないまま、要は、国民的な議論もないまま結論を出すべきではないという、そういう意図での意見書提出と捉えてよろしいんでしょうか。
232
◯吉波伸治委員長 浜田議員。
233 ◯浜田佳資議員 もちろん、違憲という指摘が非常に強く出されております。そうした場合、立憲主義という点に基づいて、違反するのであるから、国会でそのまま議決するというのはふさわしくないということで出されました。
国民の理解が得られていない。今、様々な世論調査でも約8割の国民が、説明が十分に尽くされていないということを指摘されております。ただ、立憲主義との関係では、その世論調査がそのまま直接、直結するものではありません。立憲主義との関係で言うなれば、法案が憲法に違反しているということでありますが、そうであるならば、もしこの内容でという場合は、憲法9条を変えてという手続きを行っていけば、国民主権との関係では違憲ではなくなるということになります。ただ、それは、今の現時点において多くの国民の皆さんが納得していないということとは直接は関係ない。ただ、そういった国民の皆さんの声をよく理解されて、内閣として対応されるのが本筋ではないかなとは考えております。
234
◯吉波伸治委員長 塩見副委員長。
235
◯塩見牧子副委員長 立憲国家として正当な手続きを踏まずに法案を通そうということに対して立ち止まるべきという趣旨であれば、この場合、集団的自衛権を行使すべきという考えであっても、この意見書に賛成しても矛盾はないわけですね。
236
◯吉波伸治委員長 浜田議員。
237 ◯浜田佳資議員 矛盾はいたしません。実際問題として、集団的自衛権を認めるべきであって、そのためにも憲法9条を変えるべきだという憲法学者も、それなりに結構おります。ただ、そういった人も含めて、この今のやり方は立憲主義に反するのであるから駄目であるというふうに言っておられるのでありますので、直接に関係するものではないと考えております。
238
◯吉波伸治委員長 塩見副委員長。
239
◯塩見牧子副委員長 理解いたしました。
私自身、この立憲主義国家のもとに存立する自治体の議員として、日々、法令に基づいて行政に対しても事務を執行するようにと言っている立場でございますので、今回のこの、国家が立つところの根幹を覆すような、そういった法改正の手法は容認しかねると考えておりますので、この意見書を提出することには賛成です。
240
◯吉波伸治委員長 神山委員。
241 ◯神山聡委員 この意見書の中にある「国会での政府答弁は疑問に対して十分に答えたものとは言い難い」という点は非常に問題だと思います。憲法改正の手続きを経ずに憲法の条項を実質的に改変するものであり、集団的自衛権の憲法解釈を変更することについても賛成できるものではありません。現在、国会審議中の安保関連法案について、法文的な解釈に関しては憲法違憲との指摘を受けざるを得ないと思います。ただ、それは解釈の問題であるとも考えられます。
現在の国際社会における日本の立場、日本を取り巻く世界情勢や近隣諸国の軍事力の強化などを考えると、日本国民の生命と財産を守るために抑止力を強化するという点において、今回の法案は十分な審議をし尽さなければならないと考えています。
したがって、意見書の中にある、政府答弁は疑問に対して十分に答えたものとは言い難いという点は、現在は審議途中段階というふうに考えられますので、現段階では法案の廃案という部分については反対をさせていただきます。(発言する者多し)
242
◯吉波伸治委員長 他に質疑等ございませんか。
(「なし」との声あり)
243
◯吉波伸治委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。
次に、委員外議員による質疑に入ります。
質疑等はございませんか。吉村議員。
244 ◯吉村善明議員 今国会で成立さそうとしています安全保障法制改定法案、正にこの法案は、国民の命と平和な暮らしを守るためには重要だと考えておりますので、正にその法案を廃案にするという今回の意見書には賛成しかねますということを申しておきます。
245
◯吉波伸治委員長 他に質疑等はございませんか。
(「なし」との声あり)
246
◯吉波伸治委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結し、本案を採決いたします。
お諮りいたします。
議員提出議案第3号は、原案のとおり可決することに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
247
◯吉波伸治委員長 起立少数であります。
よって、委員会といたしましては、議員提出議案第3号は否決することに決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~
248
◯吉波伸治委員長 2、調査事項、(1)生駒市総合計画後期基本計画の変更の着手報告について。
本件は、生駒市の市行政に係る重要な計画の議決等に関する条例第4条第1項の規定に基づき、理事者から報告を受けるものです。
なお、本件について、報告の後、委員からの質疑を受け、委員による質疑終結後、委員外議員から質疑を受けることでよろしいでしょうか。
(「はい」との声あり)
249
◯吉波伸治委員長 本件について、理事者から報告を受けます。今井企画財政部長。
250 ◯今井正徳企画財政部長 それでは、第5次生駒市総合計画後期基本計画の変更について、配布させていただいております資料に基づき、ご説明させていただきます。
まず、変更の趣旨につきましては、本市総合計画後期基本計画は、計画の実効性を高めるために、市長マニフェストや市長任期に連動した計画でございまして、本年4月26日に新市長が就任されたこと、そして、新たに新市長のマニフェストとして掲げる施策について、市総合計画として一体的に取組を進めていくため、変更するものでございます。
総合計画審議会への諮問につきましては、本年6月22日、第1回総合計画審議会を開催し、総合計画審議会条例に基づき、「後期基本計画の見直しについて」として、計画期間の変更と市長マニフェストの反映について諮問させていただく予定でございます。
今後のスケジュールでございますが、審議会での審議を行い、8月には変更案を作成し、9月において、パブコメ案について議会にご報告させていただき、その後、パブコメを実施し、11月には答申を得る予定でございます。その後、12月議会において変更案を議会に上程させていただく予定でございます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
251
◯吉波伸治委員長 本件について、委員による質疑に入ります。
質疑等はございませんか。塩見副委員長。
252
◯塩見牧子副委員長 ないようでございますので、私の方から先に質問させていただきます。
まず、これは市長マニフェストを総合計画に盛り込んでいくということなんですけれども、具体的な事業はともかくとして、議決の範囲である政策・施策のレベルまで、これで今の現計画で対応できないものというのは幾つぐらいあるんでしょうか。もちろん今の計画の中で対応できる市長マニフェストも幾つもあると思うんですけれども、盛り込んでいかなければ対応できないものというのは幾つぐらいあるんでしょう。
253
◯吉波伸治委員長 西川企画政策課長。
254 ◯西川芳幸企画政策課長 今、これから着手ということになっておりますので、数はまだちょっとお答えできるような状況ではございません。以上でございます。
255
◯吉波伸治委員長 塩見副委員長。
256
◯塩見牧子副委員長 じゃ、これから一つ一つについて、今の計画のままでも対応できる、できないものはそこに盛り込んでいく、そういう姿勢で審議されていくという、そういうことで間違いないでしょうか。
257
◯吉波伸治委員長 西川課長。
258 ◯西川芳幸企画政策課長 そのとおりでございます。
259
◯吉波伸治委員長 塩見副委員長。
260
◯塩見牧子副委員長 それから、これは諮問事項にも入っておりますので、もちろん審議会の中での議論になってくるかとは思うんですけれども、計画期間の変更についてと。前市長がこの2月で辞職してしまわれましたので、新たな市長のもとで後期計画をどこまでに定めるのかというところで、あるいは変更をしていかなければいけない部分も生じてくるとは思うんですけれども、私の意見を申し上げさせていただきますと、市長任期は平成30年までになるかと思います。総合計画の後期基本計画の方は平成29年度までです。基本計画の計画年数を市長任期に合わせるということで4年サイクルに変えたわけなんですけれども、であれば、市長が当選された年度を計画の策定年度として1年目をとっていただいて、次の4年間を計画期間とするのが、サイクルとしては美しい形ではないのかなと私自身は思っておりますので、また、こういう意見もあったということを審議会の中でお伝えいただければ有り難いと思います。
その一方で、また、まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定も、今年度、行われようとしているわけなんですけれども、この2つの整合性はどのように図っていくことになるんでしょうか。
261
◯吉波伸治委員長 西川課長。
262 ◯西川芳幸企画政策課長 そこのところが大変難しい問題ではあるかなとは思ってはおります。と言いますのは、先日ご報告させていただきましたように、地方版の総合戦略の方が12月策定、そして、総合計画の方は12月議会の議案に上程させていただく形でスケジュールを組んでおります。ですから、12月では、まだ総合計画の後期基本計画は、1年延びた形で、出来ていないという状況になるんですけれども、3月もちょっと申し上げましたように、本市の第5次生駒市総合計画につきましては、全体的な目標が持続可能なまちづくりということで、大きく言ってしまいますと、地方創生と同じ方向かなとは思っております。ですけれども、まち・ひと・しごと地方創生の総合戦略につきましては、まず、法律に基づいて策定するものでございますし、そしてまた、国の方も、人口減少の克服と地方創生の方を目的として、それを強調したような形の計画にするよう求めてきておりますので、これからどういう形で両者を考えていくのかという議論はありますけれども、今のところは、総合計画の一部項目を抽出したような位置付けで考えまして、やはり地方版総合戦略を策定する過程におきましては、マニフェストに基づいた総合計画の見直し作業ではございますが、それもにらみながら、両者の整合性がとれるように慎重に対応していきたいとは思っております。
ただ、地方版の総合戦略が、実は5年計画ということで27年から31年までになります。そして、今回、総合計画の方は1年延長ということで平成30年までのものになりますので、ちょっとそこの1年のずれというのもございますが、事務方の方、そして、総合計画につきましては、審議会の方でもそこら辺をいろいろと踏まえて、お互い整合性が付いて、そして、人口問題を克服していけるような、つじつまのとれた、整合性のある計画にしていきたいと思っております。ちょっと長くなりましたが、以上でございます。
263
◯吉波伸治委員長 塩見副委員長。
264
◯塩見牧子副委員長 今、総合計画を平成30年度までと言っていただいちゃったんですけれど、いいんですかね。
265
◯吉波伸治委員長 西川課長。
266 ◯西川芳幸企画政策課長 申し訳ございません。28年から31年までの計画。
267
◯塩見牧子副委員長 それは戦略の方。総合計画の方は。(発言する者あり)
268
◯吉波伸治委員長 小紫市長。
269 ◯小紫雅史市長 すみません、今、一番最後に塩見委員がおっしゃったのは、後期基本計画のあれがということですね。ここで、計画期間の変更についてというのが、一応、諮問事項になっていますので、そこでの議論にはなろうかと思いますが、基本的なこととしては、やはりマニフェストの時期と言うか、私の市長就任時期と合わせるということが基本だと思いますので、平成30年度というのを一つの区切りにするというのは、それは基本的な、最も有力なと言えばいいのか、ことだというのはそのとおりだとは思っています。
270
◯吉波伸治委員長 塩見副委員長。
271
◯塩見牧子副委員長 総合戦略の方は国から定めるべしということで、また、これを定めないことには交付金の算定にも関わってくるというようなこともございますので、本当に急いで策定しなければいけない、すごくタイトなスケジュールの中で策定しなければいけないということは理解するんですけれども、やはり先ほど申し上げましたように、整合性を持たせるために、戦略の中でこういう事業をすることになったんだということが決まった時点で、やはり総合計画の中にも盛り込んでいく、もちろん施策レベルではきっとそごは生じないと思いますので、決まった時点で速やかに計画の方に盛り込んでいくというようなこともしていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
272
◯吉波伸治委員長 小紫市長。
273 ◯小紫雅史市長 先ほど西川課長からあったように、総計があって、特別法的なということでもないですが、もうちょっと細かくと言うか、テーマに特化した形での創生関係の戦略が出来るという理解で私もおります。ゆえに、地方創生関係の戦略の中での取組が、逆に全部、総計に入ってくるかとか、その位置付けの仕方とか、それはもうちょっと考えさせていただきたいと言うか、全部、総計に位置付けるのかどうか、地方創生の方の計画の方に載っているけれども、総計にはそのうちの一部が盛り込まれるというような形もあるとは思うので、必ずしも100%全部、相互に連携するということとは必ずしも考えてないんですけれども、何らかの形でそこがしっかりと連携がとれるような形。方向性自体は、先ほどから私が申し上げておりますとおり、人とかまちづくりとかいう方向性と何らそごがないと思いますので、大きな方向性にそごはないと考えておりますけれども、具体的な取組のレベルで、どのような形で盛り込んで相互連携をとるかというところは、また、この中の審議等でも検討させていただければと思います。
274
◯吉波伸治委員長 塩見副委員長。
275
◯塩見牧子副委員長 よく似た計画が幾つも並立するようなケースがたくさん出てくるので、何か、行革の行革が必要なのかなというような気がしているんですけれども、最後に1点お聞きしたいのが、この総合計画の審議会なんですけれども、この委員さんは昨年度と変わらないんでしょうか。
実は、審議会の委員さんの中から3人ほど選挙に出られていたというようなことがあるので、当選されたら辞任しなければいけなかった事例なんですが、そのまま継続されるのかどうか、その辺だけ、ご確認させていただきたいと思います。
276
◯吉波伸治委員長 西川課長。
277 ◯西川芳幸企画政策課長 まず最初に、先ほどの計画期間の再確認だけさせていただきます。申し訳ございません。
まず、総合計画の後期基本計画ですけれども、現在、平成26年度から29年度までの計画になっております。これを1年度延ばさせていただいて、平成30年度までということで作っていきたいなと今考えております。
そして、地方創生の地方版総合戦略の方ですけれども、これは平成27年度から平成30年度までの5年間の計画ということになります。先ほどちょっと混乱させまして、申し訳ございません。(発言する者多し)31年度までです。(「30年と言うた」との声あり)31年度までです。申し訳ございません。
あと、総合計画審議会の委員ですけれども、今年度から、まず、学識経験のある方は替わっておられませんけれども、公募市民の方が、前回は6名だったんですけれども、3名にさせていただいております。あと、メンバーですけれども、学識の方は替わっておりません。そして、団体代表の方なんですけれども、ここも替わっておりません。あと、市民公募の方が総入替えと言いますか、替わっております。以上です。
278
◯吉波伸治委員長 塩見副委員長。
279
◯塩見牧子副委員長 その公募委員さんなんですけれども、どういう形で選考されるのか。無作為抽出のパターンで選考されるのか、それとも、この審議会にということで、特定の方が、特定の方っておかしいですね、この審議会に特化して応募してこられる方を公募するのか、どちらでしょうか。
280
◯吉波伸治委員長 西川課長。
281 ◯西川芳幸企画政策課長 3人とも公募市民の無作為抽出制度を使って選任させていただきました。
282
◯吉波伸治委員長 他にございませんか。
(「なし」との声あり)
283
◯吉波伸治委員長 他に質疑等ないようでございますので、これにて委員による質疑を終結いたします。
次に、委員外議員による質疑に入ります。
質疑等はございませんか。
(「なし」との声あり)
284
◯吉波伸治委員長 ないようでございますので、これにて委員外議員による質疑を終結いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
285
◯吉波伸治委員長 (2)テーマ別調査について。
過日の議会運営委員会において、テーマ別調査の実施については、各常任委員会で協議することになりましたので、当委員会での実施について協議願うものです。
資料をご参照願います。
塩見副委員長から、資料のとおり提案を受けておりますので、説明を受けます。塩見副委員長。
286
◯塩見牧子副委員長 平成27年度
企画総務委員会のテーマ別調査についてのご提案でございます。
調査テーマといたしまして、行政情報の公開と活用促進について。
この調査の目的は、まず、生駒市の自治基本条例の中では、市民による行政保有情報取得の権利を保障するとともに、市民が容易に情報を取得できるための仕組み、体制の整備を義務付けております。
公共の情報を市民と共有するということは、第5次総合計画の施策体系の柱である「市民が主役となってつくる、参画と協働のまち」の実現には不可欠でありまして、
情報公開、情報共有というのはあらゆる施策のベースとなるものでございます。
一方、政府の方では、透明性・信頼性の向上、国民参加・官民協働の推進、経済の活性化、行政の効率化等を目的といたしまして、公共データの活用促進に取り組むため、平成24年に電子行政オープンデータ戦略を取りまとめ、政府が保有するデータ(安全保障に関する情報等、公開に適さない情報を除く)について率先して取組を推進し、独立行政法人、地方自治体、公益企業等の取組に波及させていくといたしました。
このような国の方の動きもございまして、今年度、
企画総務委員会の方では、市政の透明性・信頼性の向上、市民参加・協働の推進、行政の効率化を図るための有効な市保有情報の提供の在り方、そして、活用促進の在り方を調査するため、このテーマを定めさせていただくことを提案申し上げます。以上です。
287
◯吉波伸治委員長 ご意見等はございませんか。
(「なし」との声あり)
288
◯吉波伸治委員長 では、当委員会としては、塩見副委員長から提案のあった、行政情報の公開と活用促進についてをテーマとしたテーマ別調査を実施することでよろしいでしょうか。
(「はい」との声あり)
289
◯吉波伸治委員長 そのようにいたします。
次に、塩見副委員長の提案を踏まえ、各先進地における視察調査などに伴う委員の派遣について協議願います。
今後は、テーマに基づいて先進地での視察などを含めて調査していくことから、調査の必要に応じて、議長に対して委員派遣承認要求を行うこととし、日時、場所、目的及び経費等の手続きにつきましては、正副委員長にご一任願うことでよろしいでしょうか。
(「異議なし」との声あり)
290
◯吉波伸治委員長 ご異議なしと認め、視察などを実施する場合、議長に対する委員派遣承認要求の手続きについてを、正副委員長にご一任いただくことに決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~
291
◯吉波伸治委員長 3、その他。
本件は、所管事項について委員の発言を受けます。
発言はございませんか。
竹内委員。
292
◯竹内ひろみ委員 今、実証運行をされていますコミュニティバスですが、萩の台線なんですけれども、昨年10月から実証運行をされておりまして、非常に乗る人数が少ないという問題がありまして、1つには、コースが非常に長い。余り利用されないところも通っていたりして評判が悪いというようなことが第1に挙げられておりました。
今度、それの見直しがされて、6月1日からコース変更になって、今やられているわけですけれども、その間の経緯、それと、今度、変更になった後の状況とか、教えていただきたいと思うんですが。
293
◯吉波伸治委員長 西川課長。
294 ◯西川芳幸企画政策課長 コミュニティバスたけまる号の萩の台線につきまして、昨年10月1日から実証運行を開始しておりますけれども、確かに実証運行開始後から、ちょっと利用者が低迷しておりまして、それもございましたので、利便性を更に向上させるために、地域の方からの要望も踏まえまして、運行計画の変更を実施いたしました。もちろん地域公共交通活性化協議会に諮りまして運行計画を見直しまして、一筆書きの経路から、萩の台と萩の台住宅地の系統の2つに分離いたしまして、近鉄萩の台駅までの所要時間の短縮を図ろうといたしました。そして、6月1日から開始しておるわけなんですけれども、数字的なものを申し上げますと、10月から始めまして5月までのこの間の平均でいきますと、1日10.8人のご利用をいただいておりました。これが、6月1日からスタートして17日までの数字なんですけれども、1日当たり15.6人と、1日当たり5人ほど増えております。直前の5月の平均でいきますと、5月が12.9人ですからほぼ13人あったんですけれども、これ、6月から系統を分けて、約16人になっておりますので、約3人ほど1日の利用が伸びておりますが、これが今後、定着するかどうか、ある程度の期間が必要ではないかと考えております。以上です。
295
◯吉波伸治委員長 竹内委員。
296
◯竹内ひろみ委員 この実証運行の結果、継続するためには1日どのぐらいの人数を必要とされるのでしょうか。
297
◯吉波伸治委員長 西川課長。
298 ◯西川芳幸企画政策課長 今のところ、内部で、運行経費の半分までを運賃収入で賄いたいという基準を持っておりまして、それでいきますと1日当たり94人という計算になりますが、当初見込んでいましたのが、実は75人ぐらいの利用はあるんじゃないかなと見込んでおりました。ただ、今後、この実証運行の期間が過ぎたときにどうなるかということではございますが、今後も、まずは路線を分けさせてもらいましたけれども、更に地域の方々の意見をお聞きしまして、より利用が上がるように努力していきたいと思っておりますが、単純に、運賃収入で5割確保していただくということでしたら94人という人数になります。
299
◯吉波伸治委員長 竹内委員。
300
◯竹内ひろみ委員 非常にその差が大きいのでびっくりしておりますけれど。
それにしても、この線、私も何度か乗りまして、また、乗ろうと努力をしたんですけれども、最初のコースが、本当に、ああ、乗りたくないなという感じだったんです。長い時間かかるというばかりではなくて、ぐねぐねと坂を上がったり下りたりというので、車に弱い者にしては酔ってしまうような状況もありまして、これではちょっと駄目だなと。だから、最初に設定する段階でも、実際にやってみて、乗ってもらって感想を聞くとか、もう少し丁寧な計画が必要かなと思います。
それで、今回、見直しになった場合でも、やはりもっと丁寧に聞いていただきたいなという気がするんですけれど、そういうのはどういうふうな形で地元の市民の方の声は聞かれているんでしょうか。
301
◯吉波伸治委員長 西川課長。
302 ◯西川芳幸企画政策課長 萩の台線につきましては、運行後も定期的に、南地区の自治連合会長さんと、そして、この運行地区の自治会、萩の台の自治会さんですとか萩の台住宅地さん、そして、マンションの自治会さんとかと定期的に会合を持っております。同線は、6月1日から路線を変更し運行しておりまして、7月にもまたお会いする予定をしておりますので、そこでまた感想を聞かせていただいて、地元の声をお聞きしたいなと思っております。以上です。
303
◯吉波伸治委員長 竹内委員。
304
◯竹内ひろみ委員 ひとつ丁寧に、よろしくお願いします。
今いろいろ聞こえてくる声としましては、コースは二つに分かれたんですけれども、その二つの関連と言うか、分かりにくい時刻表などが配られていまして、間違った方に乗ってしまったというような話も聞きます。そういったことも一つ改善していただくように、よろしくお願いします。これはお願いしておきます。
305
◯吉波伸治委員長 他にございませんか。
惠比須委員。
306
◯惠比須幹夫委員 コミュニティバスに関連してなんですが、門前線についてなんですが、これ、以前から、乗ろうと思ってもなかなか乗れないとかいうお声を多数、市民の皆さんからいただいておりました。今回、増便されて改善に着手されたということなんですが、現行、改善の状況と言いますか、教えていただけますでしょうか。
307
◯吉波伸治委員長 西川課長。
308 ◯西川芳幸企画政策課長 それは利用人数の変化ということでよろしいでしょうか。
309
◯吉波伸治委員長 惠比須委員。
310
◯惠比須幹夫委員 以前ちょっとお聞きしたところでは、出発時に既に一杯になっていてというお話があったんですが、その辺の改善状況についてなんですが。
311
◯吉波伸治委員長 西川課長。
312 ◯西川芳幸企画政策課長 そこの点なんですけれども、門前線の生駒駅南口のバス停、午前11時の、現在6便になっておりますが、5便、そして、同じく南口の、過去の14便と言われる午後の3時45分発、そして、申し訳ございません、もう一度申し上げます。
門前線の生駒駅南口の11時の便と午後3時40分の便、そして、午後4時45分の便、これが非常に満車率が高い状況でしたので、北新町線が比較的余裕のあるダイヤで動いておりますので、その空きを利用いたしまして、その前後に3便増やさせていただいて、改善に努めた次第でございます。以上です。
313
◯吉波伸治委員長 惠比須委員。
314
◯惠比須幹夫委員 お聞きしたいのは、現場の状況として、積み残しの確率が低くなったかということなんですが。
315
◯吉波伸治委員長 小澤企画政策課課長補佐。
316 ◯小澤将之企画政策課課長補佐 積み残しの方は前よりも低くなっているというふうには聞いております。
317
◯吉波伸治委員長 惠比須委員。
318
◯惠比須幹夫委員 まだ積み残しが、改善はされたけども、あることはあるということですか。
319
◯吉波伸治委員長 小澤課長補佐。
320 ◯小澤将之企画政策課課長補佐 6月のデータの方がまだ出てきておりませんので、積み残しのあるなしまでは、まだ明確に確認まではできておりません。
321
◯吉波伸治委員長 惠比須委員。
322
◯惠比須幹夫委員 その辺り、しっかりと現場を確認していただいて、更に改善が必要なのか、これで改善が十分なのか、その辺を検証していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
323
◯吉波伸治委員長 井上委員。
324 ◯井上充生委員 先日の本会議での市長の答弁の中で、市長になられてから知事に挨拶に行かれたと。もし差し支えなければ、挨拶だけなのか、あるいは、第2工区については話はなかったということなんですけども、それ以外に、ちょっと具体的に何か話をされたのか、もし報告できることがあれば、ちょっと報告を願いたいと。
325
◯吉波伸治委員長 小紫市長。
326 ◯小紫雅史市長 当選させていただいた次の日だったはずですが、午前中にご挨拶に行きまして、時間としては5分もなかった、3分、4分ぐらいだと思います。挨拶して、座って二言、三言、話はして、一応、当選したことに対する一定の祝意をいただいた上で、地元の声をよく聞いて、しっかり市政を運営してくださいというようなお言葉をいただき、そういう方向でと言うか、そういうふうにしっかり頑張っていきますという、そんなやり取りでございます。
327
◯吉波伸治委員長 井上委員。
328 ◯井上充生委員 なぜこのことを聞くかと言えば、これまで生駒市と県との関係、市長もご存じだと思うんですけれども、すごく冷めた状態であったと。市長がいろいろマニフェストを掲げ、それを実行するにしても、あるいはまた、財政的な担保を伴うにしても、やっぱり県、国とはしっかり連携をとってもらわないといけないと。
そういった意味においては、やっぱり足しげく、ちょっと県の方にも足を向けていただいて、良好な関係をつくっていただきたいと。これに関しては、山下市政を踏襲する、継続するというんじゃなくて、小紫市長の独自性を出していただいて、何とか良好な関係、これをつくっていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
329
◯吉波伸治委員長 小紫市長。
330 ◯小紫雅史市長 そのつもりでおります。元々、特に国との関係で言うと、私は元々国で働いていたというのもありまして、比較的良好な関係を、生駒市に必要な形で国とのパイプはつくってきた自負はございますし、一方で、県との関係につきましては、今、井上委員からもございましたとおり、私も、本当に市民のために必要なことということであれば、正に県の方にも、もちろん何度も通うことも当然あり得るでしょうし、しっかりとそこは連携をしてやっていくと。
同時に、思いますのは、やはり地方創生というような話がありますけれども、これというのは、やはり各基礎自治体がしっかりと自ら、特に県とか国とかに始めからべったり頼ってということではなくて、地方の独自性を生かして、生駒であれば生駒市でしっかり立つと。生駒市独自の動きをしっかりやっていく。そのために人もつくるし、まちもつくっていくという姿勢が必要だというふうにも思っておりますので、その気概はしっかり持ちつつですが、やはり県と、そして、国と連携していくべき点というのは、当然、幾つもございますので、そういう点につきましては、県との関係の構築、国との関係の更なる強化というところはしっかりとやっていきます。それはこの場で、しっかりとやっていく約束をいたします。
331
◯吉波伸治委員長 井上委員。
332 ◯井上充生委員 今言われたとおり、市と県との関係はよろしくお願いしたいと思います。
あと、市と市の関係もあるわけなんです。要するに、今回の知事選において、山下市長と仲の良かった仲川市長、あるいは山下市長が応援された香芝市長も、あるいは生駒市の姉妹都市、上北山村の村長さんまでもが今の現知事の方に付いておられたと。そういう関係というのは、やっぱりこれも良くないと思っておりますので、近々、もうあったのかどうか知りませんけれども、市長会において、今までのそういったことのないように、それについても良好な市同士の関係を構築していただくようにお願いしたいんですけれども、いかがでしょうか。
333
◯吉波伸治委員長 小紫市長。
334 ◯小紫雅史市長 市と市の関係、今、井上委員がおっしゃった、選挙のときの話というのを余りコメントする立場にはございませんが、あのやり方がどうかというのはコメントは差し控えさせていただきますけれども、それも一般論として言えば、もちろん生駒市と他の市、特に近隣の市が中心だとは思いますけれども、消防の広域化等も奈良市と進めておりますし、平群町との関係もございますし、これから、奈良モデルという言葉を使うのがいいのかどうか分かりませんが、やはり一定、広域化と言うか、近隣の市町村との連携によって、より合理的な、効果的な取組を進めていくということは、当然、市政の選択肢の一つとして非常に重要なことだと思いますので、先ほど申し上げたように、市民のために必要なそういう連携ということであれば、しっかりと他の市町村とも連携をしていく。当然のことだと思います。
335
◯吉波伸治委員長 井上委員。
336 ◯井上充生委員 次に、消防の救急搬送についてなんですけども、昨日、生駒市立病院に66件の救急搬送があったと。この中で生駒市消防が受け持った救急というのは何件ぐらいあるんでしょう。
337
◯吉波伸治委員長 松田警防課長。
338 ◯松田敏警防課長 6月1日から開院されまして、6月15日までのデータ、昨日の市民福祉委員会と同じデータでございますけども、生駒市といたしましては38件の救急搬送をさせていただいております。
339
◯吉波伸治委員長 井上委員。
340 ◯井上充生委員 生駒市立病院は、まだ輪番には入っておられないと。そういう中で38件の搬送を市立病院にしたと。それはどういう情報から。
341
◯吉波伸治委員長 西田消防署副署長。
342 ◯西田長治消防署副署長 その期間、1日から15日までで全救急搬送が172件ありました。そのうち38件、22%に当たります。この22%が多いか少ないかというのは、救急隊の搬送につきましては、消防法で守らなくてはならないと定められている救急搬送ルールに沿って搬送しております。その結果が38件であったということでございます。
343
◯吉波伸治委員長 井上委員。
344 ◯井上充生委員 いや、ちょっと聞いていることが違うんです。要するに、輪番に入っていない市立病院に、なぜ、どういう情報を得て、搬送されたのかということを聞いている。
345
◯吉波伸治委員長 西田副署長。
346 ◯西田長治消防署副署長 輪番には入ってないんですね。今言いましたように、当直輪番制というのは時間が限られておりまして、1日から15日、それだけの期間のデータですけども、救急隊は、先ほど申し上げました救急搬送ルール、これを守る必要がある。その搬送ルールというのは、緊急性があるものから優先してやると。緊急性がある場合以外のものについては輪番制、生駒では当直輪番制がございます、その方を優先して選択するわけですが、その結果がこういう数字であるということです。(「分からへん」との声あり)
347
◯吉波伸治委員長 平井消防次長。
348 ◯平井克典消防本部次長兼消防本部総務課長 今の説明にちょっと補足と言うんですか、ちょっと漏れている部分もありますので言わせていただきます。
まず、奈良県で平成23年1月から搬送のルールがあります。それは、消防法が改正されましたことによりまして、都道府県がルールを定めなければならないということに基づいてされております。それと、輪番の関係、入っていないということですが、今言っております搬送ルールの関係、通称e-MATCHというような言い方をしています。そこには6月1日から運用開始でされております。
そのe-MATCHと呼ばれるシステムですが、要は、救急隊が傷病者を観察して、いろいろ選択していくと、その場所から一番近い、登録されていて受入れ可能の病院のところが表れます。その関係で運び込んだということです。
先ほどの件数の関係ですが、このルールに基づいてやるということの確認も含めて、病院を開院されるのが6月1日でしたので、消防本部の方で所属長を集めていつも会議をやっておりますが、その会議のときに、要は、市立病院ができる、近いからということで安易に運ぶんじゃなしに、このルールをしっかり守ってやっていくということの確認も徹底もしておりますので、よろしくご理解をお願いいたします。
349
◯吉波伸治委員長 井上委員。
350 ◯井上充生委員 ということは、その搬送する折に、輪番制よりもe-MATCHの方をまず優先するということなのか、輪番で見つからないと、次にe-MATCHをということなのか、その辺はいかがなんですか。
351
◯吉波伸治委員長 坂上消防長。
352 ◯坂上弘消防長 まず、当直時間と当直時間外という状況がございます。元々、県でつくっております救急の搬送ルールと言いますのは、従来、診療科目別の情報しか消防は持っていなかった。症状からどの診療科目になるかというのは、検査もしない状況でなかなか分からない。だから、ルールをつくって、症状に応じた受入体制の病院をリスト化しましょうというのが搬送ルールで、特に緊急度の高いものはそれを優先しましょうということとなっております。
緊急度の低いものについてとか、そのルールで対応できないものである場合は、従前の診療科目別情報なんかを利用して搬送するということになっておりまして、当直時間内は、当直病院を優先するというふうなルールになっています。
353
◯吉波伸治委員長 井上委員。
354 ◯井上充生委員 ということは、輪番を優先してやって、その状況に応じてe-MATCHとなるんですか。
355
◯吉波伸治委員長 坂上消防長。
356 ◯坂上弘消防長 緊急度の高いものについては、県の搬送ルールの病院を優先する。緊急度の低いものについては、当直時間内であれば当直病院を優先する、当直病院の関係だけを申しますとそういうこととなります。
357
◯吉波伸治委員長 井上委員。
358 ◯井上充生委員 ちょっとよく分からへんねんけども。
それで、そのe-MATCHというのは、要するに、その状況状況に応じて病院側が入力するわけなんですよね。それは必ずしも適正にやられていると。
359
◯吉波伸治委員長 平井消防次長。
360 ◯平井克典消防本部次長兼消防本部総務課長 もちろん病院の方でされるんですが、リアルタイムを望んでいるのはもちろん消防側です。ただ、それがリアルタイムかどうかというのが断定できない状況だと私は認識しています。と言いますのは、医師が直接入れられているのか、看護師の方が入れられているのか、事務の方が入れられているのか、あるいは、入れられた後に手術等をされている場合もありますので、それについては、望むのはリアルタイムな情報です。
361
◯吉波伸治委員長 井上委員。
362 ◯井上充生委員 その辺なんですよね。病院側からも、医師はやっぱり手当ての方が優先するんだと。入力は二の次になるんだと。だから、それが、逆に遅れてしまうとか。結構、評判の悪いところもあるんです。逆に、e-MATCHを優先させ過ぎてしまうと、今度は輪番の方が、また形骸化してしまうと。これもいかがなものかなということにもなってくるんです。その辺は、何かうまいことまとめるようなことはできないんですか。
363
◯吉波伸治委員長 坂上消防長。
364 ◯坂上弘消防長 なかなかうまくいくというようなところは難しいと思います。
先ほども説明しましたように、県で消防法の規定に基づいて搬送ルールを定める、消防機関はそのルールを遵守しなければならないというふうに消防法の中で規定されております。そのルールを変えていくという作業になるのかなと思いますけれども、その辺は、私がどうこうで、どうなるというような問題ではないと思っています。
365
◯吉波伸治委員長 井上委員。
366 ◯井上充生委員 その点については、当然のことながら、医師会の方もちょっと問題意識を持っておられるということなんです。要は、市立病院も医師会も、消防も市の方も、やっぱり話合い、協議の場を持っていかないと前へ進まないということなんです。
今回の場合でも、市立病院からまた二次転送されたと。そしたら、救急車がそれだけまた時間もとられてしまうと。何のためにやっているんやということにもなりかねないということもありますので、その点、重々、やっぱり前向いて行くように考えていただきたいと。
それともう1点。
367
◯吉波伸治委員長 井上委員。
368 ◯井上充生委員 昨日、病院事業会計が取り下げられたんですけれども、予算を計上するに当たって、直前でどういうチェック体制をとっておられるのか、ちょっとそれを教えてください。誰がどういう形で、あるいは誰と誰が、どういう形でチェックされているのか。
いいですか、委員長。
369
◯吉波伸治委員長 井上委員。
370 ◯井上充生委員 まあ言ったら、予算の根拠がない、裏付けがないままに出されてきたわけでしょう。それ、誰がどういう形でチェックして、これ、予算に出してきているんですか。
そんな考えな分からへんの。
371
◯吉波伸治委員長 山本副市長。
372 ◯山本昇副市長 当然、今回のケースにおいては、補正予算ということでございますけれども、特に病院事業会計に関しては、6月に開院ということでもございましたし、一定、予測と言いますか、を立てた中で、今回の輪番に関しても一定の考え方、病院事業推進委員会での当時の考え方、それから、徳洲会との協議という中で作っていったものと思います。
だから、それは、当然、財政課と原課との間で協議をしながら、この補正予算を作っていったという経緯でございます。
373
◯吉波伸治委員長 井上委員。
374 ◯井上充生委員 協議の結果、昨日のような形になったと。3月にも不透明なものがあったと。これ、続いていますから、やっぱり議会に予算を出してくるときには、今後、きちっとチェック体制も含めて見直しをしていただきたい。その上で出していただきたいと。いかがですか。
375
◯吉波伸治委員長 小紫市長。
376 ◯小紫雅史市長 そのチェック、予算額自体がどういう裏付けのものでというようなことをしっかりと事前に確認をしておかなければいけないということはおっしゃるとおりでございまして、それがこのタイミングで明らかになって、昨日のような撤回になったということについては申し訳ないと思っております。今後しっかりと、引き続き、気を引き締めて体制を強化してやっていきたいと思っております。
377
◯吉波伸治委員長 神山委員。
378 ◯神山聡委員 選挙のときのポスター掲示板についてちょっとお聞きしたいんですけども、今回は候補者が多くて、それから、市長選と市議選があったということで、縦4段の高さになっていたと思うんですね。その縦4段になったことで、一番上と一番下はすごく見にくいという声がたくさん聞かれていて、あと、ポスターを貼ったりする方がすごく危険だったという声もあったんですけども、そういう苦情の声は市の方には届いていたのかどうかと、それに対応されたのかどうか、教えてください。
379
◯吉波伸治委員長 奥村課長。
380
◯奥村直幸総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 市民の方からも苦情がございました。例えば橋の上に立てているポス掲なんかでしたら、余りにも大き過ぎて角が見えない、左右から来る車が見えないというような苦情もございましたので、急きょ、大きさは今更変えるわけにいきませんでしたので、高さを低く入れ替えさせていただくという形で処置はさせてもらいました。
ただ、掲示板を掲示する場所につきましては、いったん委員会の方で議案として出しまして、可決いただいて告示してしまいますので、その場所を変えるという部分については、選挙が始まった段階ではちょっとしんどいかなと思いますので、今後、委員会の方でも諮ろうと思うんですけど、今回の統一選から市長選も市議選と一緒になりましたので、立候補される方が多くなれば多くなるほど掲示板は大きくなると。ポスター1枚の大きさは決まっておりますので、だんだん大きくなっていくということも考えられます。ですから、4段のところを3段にして横幅を広くとるとか、あるいは、場所をもう一度見直すとか、ポスターの掲示板の段数を減らすとか、いろいろ手法を検討していきたいなと思っておりますので、よろしくお願いします。
381
◯吉波伸治委員長 神山委員。
382 ◯神山聡委員 対応をしていただいたということなんですけども、掲示板がある期間に現地に行って確認をされたということはあるんでしょうか。
383
◯吉波伸治委員長 奥村課長。
384
◯奥村直幸総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 私本人も何カ所かの、聞いておりますポスター掲示場を見回りまして、これはちょっと届かないなという部分については、リストにチェックを入れて、ポスター掲示場の設置業者に対して下げるような指示をしたことがございます。
385
◯吉波伸治委員長 神山委員。
386 ◯神山聡委員 見えやすい位置で場所を探すのはすごく大変だと思うんですけど、車道側の交通量のすごく多いような場所でポスター貼りをされている方もたくさんいらっしゃって、年配の方も結構多かったんですね。大きい事故がないように、ちょっと配慮していただけたらと思います。お願いします。
387
◯吉波伸治委員長 他にございませんか。塩見副委員長。
388
◯塩見牧子副委員長 先ほど総合計画のところでも触れたまち・ひと・しごと創生総合戦略なんですけれども、基本的な姿勢として、どういう姿勢でこの戦略を立てようとしているのか。というのは、国から言われているように策定して、交付金の金額にも影響してくるから取りあえず形だけ作らなきゃいけないというような、そういう姿勢で作ろうとされているのか、それとも、しっかりと国からも示されているデータを分析しながら、現実的で、かつ、こういうふうなまちを目指していかなければいけないというしっかりしたビジョンを描いて、そのための政策、施策、事業ということを確定していこうとしているのか。それは本音を語っていただくのは難しいとは思うんですけれども、どちらの姿を目指していくのか、お答えください。
389
◯吉波伸治委員長 西川課長。
390 ◯西川芳幸企画政策課長 もちろん国からはデータの分析ですね、まず、人口の推計、そして、将来の人口の見通し、そして、それぞれの地域の経済活動みたいなものをちゃんと既存のデータを使って分析して、地方創生の戦略を作るようにと言われていますので、まずは、やはりデータ分析をさせていただいた上で取り組みたいとは思っているんですけれども、全ての施策をオリジナルで一からというのはなかなかしんどいかなと思っていますので、既存の施策をうまく活用しながら、そこに独自性も入れて作っていけたらなと思ってはおります。以上です。
391
◯吉波伸治委員長 塩見副委員長。
392
◯塩見牧子副委員長 アンケートもとり、データの分析もし、実際に、実質的に庁内の中で検討し出すのが8月に入ってからで、それがわずか1カ月の間であると。この1カ月の間に何回ぐらいの会議で、この戦略を策定していこうというふうなお考えなんでしょうか。
393
◯吉波伸治委員長 西川課長。
394 ◯西川芳幸企画政策課長 戦略会議と言いまして、有識者の方ですとか、あるいは市民の方に入っていただいた会議で、素案を見ていただいて意見をいただこうかなと思っているんですけれども、それは今のところ、有識者会議と市民部会に分けて1回ずつという予定になっております。
395
◯吉波伸治委員長 塩見副委員長。
396
◯塩見牧子副委員長 実は先日、このまち・ひと・しごと創生本部の事務局長、次長の話を聞く機会があったので行ってきたんですけれども、その中で、次長の話によりますと、やっぱりこの総合戦略を立てるに当たって一番大事なことは、市民が自分たちのまちの姿を描いていくことが大事であるということをおっしゃっていたんですけれども、アンケートと、この中に入っておられる数名、10人ほどですか、の市民の方々と、あと、パブリックコメントだけで、本当に市民がこの生駒のまちをどういうまちにしていこうかというような、そういうビジョンを描けるのかどうかというところはすごく疑問なんですね。この1年は取りあえずということではあるけれども、別に何もそれは今回だけじゃなくて、来年度も再来年度も引き続きというような説明でしたので、今回は、本当に時間がない中で何とか策定していかなければいけないというところは理解いたしますけれども、今後におきまして、そういう市民の皆様の生の声と言いますか、そういうご意見をいただける場というのをどこかでしっかりとつくっていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
397
◯吉波伸治委員長 小紫市長。
398 ◯小紫雅史市長 非常におっしゃっている趣旨はよく分かります。ただ、先ほど委員もおっしゃっておられましたけども、12月策定というようなところと、先ほどの、局長さんか次長さんかがおっしゃっていた、市民の声をというところと、両立させるのはなかなか難しいところも正直あるなというのが偽らざる本音でございます。
その中でも、最低限のパブリックコメント、アンケート等、あと、回数は少ないですけども、市民の方にお話を聞く機会等も、しっかりとそこはやっていきたいということと、あとは、マニフェストでも書きましたが、具体的なやり方は、今、すごく頭を悩ましておりますけれども、従来のタウンミーティングのようなことももちろんありますけれども、本会議のときかな、申し上げたように、少し、比較的、構想段階でふわっとした方向性をいただくという言い方をしましたが、そういうものでありますとか、そういうことは、何を目的にどのようなタイミングでとかいうのは、ちょっと今はっきりと申し上げられませんが、しっかりとそういうふうな方向で市民の方のご意見、前向きで建設的なというようなことを言っておりますが、ご意見もお聞きし、また、市民の皆様にも同時に、汗をかいていただくと言うとちょっとあれですが、それ以上に我々は汗をかかなきゃいけませんけれども、市民の皆様にも、まちづくりに際して何をやっていただけるのかというような、名ばかりの協働ではないということをしっかりと我々も考えていきたいというふうに思っております。
399
◯吉波伸治委員長 塩見副委員長。
400
◯塩見牧子副委員長 続きまして、昨日の都市建設委員会の方でも課題に上がっておりました、公共施設等総合管理計画の策定についてなんですけれども、この総合管理計画の策定をするときの組織と構成員というのはどのようになるんでしょうか。
401
◯吉波伸治委員長 西川課長。
402 ◯西川芳幸企画政策課長 特別な庁内組織を立ち上げて、この総合管理計画を作る予定にはしておりませんで、企画政策課が中心となり、関係課のデータを収集させていただいて作るという方針でございます。
403
◯吉波伸治委員長 塩見副委員長。
404
◯塩見牧子副委員長 一方、公共施設保全計画の方も庁内で作るということで間違いないですね。
405
◯吉波伸治委員長 西川課長。
406 ◯西川芳幸企画政策課長 聞いておりますところでは、平成27年度は保全のシステムを構築されて、平成28年度に公共施設の保全計画を立てられるというふうに聞いております。
407
◯吉波伸治委員長 塩見副委員長。
408
◯塩見牧子副委員長 その立てるときの組織は、庁内でということですね。
409
◯吉波伸治委員長 西川課長。
410 ◯西川芳幸企画政策課長 保全計画につきましては、営繕課の方で作られると聞いております。
411
◯吉波伸治委員長 塩見副委員長。
412
◯塩見牧子副委員長 昨日も上がっておりましたけれども、結局、2つの計画の策定業務に重複が生じないように、横断的に連携し合いながら作業を進めていくことが必要であろうということだったんですけれども、営繕課であるとか企画政策課であるだとか、それぞれの施設を管理している課であるとか、そういったところを、結局、音頭を取っていくところというのは誰が担うんですか。
413
◯吉波伸治委員長 山本副市長。
414 ◯山本昇副市長 それは私の役目かなと思っております。昨日もちょっと話も出ておりましたが、やはりその辺のところ、両方の話も聞きながら、庁内で検討してまいりたいと思います。
415
◯吉波伸治委員長 塩見副委員長。
416
◯塩見牧子副委員長 この総合管理計画を策定するときの最難関課題というのが、これまでそういった施設管理計画を作っていったところのまちの話をお伺いしておりますと、結局、市民が総論賛成、各論反対になると。施設の総量を減らさなきゃいけないというところでは、みんな「そうだ。そうだ。もっともだ」と言うんだけれども、じゃ、ここの施設をなくしますと言うと、みんな猛反対し出すという。そういったことが本当に難しいというような話をお聞きいたします。
じゃ、そうなった場合に、結局、どういうふうにそれをクリアしていこうというのか、しようとしているのか、そういったところをしっかりと市民にご理解いただきながら、市民が納得できる形で進めていかなければいけないので、本当に組織としてしっかりした体制をつくって、この問題に取り組んでいただきたいと思います。
できましたら、公共施設の保全計画と総合管理計画の2つを合わせた作業工程をしっかりと示していただきたいと思います。これは要望です。
417
◯吉波伸治委員長 塩見副委員長。
418
◯塩見牧子副委員長 それから、先ほどの予算委員会の環境文教分科会の中で少し上がっていた市民政策提案制度なんですけれども、これまでの応募状況は2件しかないということで間違いないでしょうか。
419
◯吉波伸治委員長 西川課長。
420 ◯西川芳幸企画政策課長 そのとおりでございます。
421
◯吉波伸治委員長 塩見副委員長。
422
◯塩見牧子副委員長 応募状況が2件で、そのうち採択されたのは1件ですか。
423
◯吉波伸治委員長 西川課長。
424 ◯西川芳幸企画政策課長 1件でございます。
425
◯吉波伸治委員長 塩見副委員長。
426
◯塩見牧子副委員長 それが先ほどの、たけひめプリンの学校給食への提供ということだと思うんですけれども、この応募状況、せっかくの市民参画のまちづくりということでの政策提案、市民自身が政策提案できるという制度でありながら、それが余り活用されていないというのは残念な状況だと思うんですけれども、広報がしっかりできていないのではないかという気がいたしますが、どうでしょうか。最初の、こういう取組を始めましたというところでは広報されているかと思いますけれども、定期的なことは行っておいででしょうか。
427
◯吉波伸治委員長 西川課長。
428 ◯西川芳幸企画政策課長 平成25年10月1日からの導入以降、年2回、広報いこまちでお知らせさせていただいています。昨年度も今年度も6月1日号で広報させていただきまして、次はいつも11月に広報に掲載させていただいております。
429
◯吉波伸治委員長 塩見副委員長。
430
◯塩見牧子副委員長 なかなか、市民自身が政策をつくるというところまでは、どうなんでしょう、ハードルが高いんでしょうか。
431
◯吉波伸治委員長 西川課長。
432 ◯西川芳幸企画政策課長 そうですね、最近も市川市というところが市民政策提案制度を導入されていまして、定期的にそこの応募状況を、私、ホームページで確認させていただいているんですけれども、ここも、たしか二、三年前ぐらいから件数が止まっておりまして、どことも、やはりおっしゃられたように、なかなか政策提案をするというのはハードルが高く思われているのかなと感じている次第でございます。
433
◯吉波伸治委員長 塩見副委員長。
434
◯塩見牧子副委員長 どうしたらこの制度が活用されるかどうかというところは、またちょっとおいおい考えていっていただければと思います。
先ほども話が少しありましたけれども、いただいた提案を、そのままではなくて、行政の方で実施していくときには、いい制度に、ある程度はつくり替えるというような、そういうステップを踏むということも大事だと思いますので、その辺もご配慮いただければと思います。
最後にもう1点、先ほど一般質問いたしました、職務代理者の教育長の任命についてなんですけれども、私自身が総務省に電話して確認しましたところ、やはりこれは適切ではないという回答をいただきました。
他市の方で設置事例があるんですけれども、法令審査会と言いまして、市の条例ですとか重要な規則、あるいは制度を改廃するときとか、あるいは今回のように、法令に関して重要な事案を何か審査しなければいけないようなときには法令審査会というものを市の方で設置して、その中で、例えば法制係の職員であるとか、そういった法律に明るい方を入れながら、その中で審査するというような、そういう審査会を設けているところもございます。隣の奈良市なんかもあると思います。生駒市では、こういう委員会を設置したということはないんでしょうか。
435
◯吉波伸治委員長 奥村課長。
436
◯奥村直幸総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 現在、法令審査委員会、ございます。議会の方で上程させていただく各議案で、条例関係を審査するという形で、現在はやらせていただいております。
437
◯吉波伸治委員長 塩見副委員長。
438
◯塩見牧子副委員長 じゃ、今回、このケースに関しては、その委員会の中で審査はされたんでしょうか。
439
◯吉波伸治委員長 奥村課長。
440
◯奥村直幸総務課長兼
選挙管理委員会事務局長 人事案件自身の審査というのは、法令審査委員会ではやってはおりません。
441
◯吉波伸治委員長 塩見副委員長。
442
◯塩見牧子副委員長 人事案件だったからということなんですけれども、でも、適切に事務を執行する上で何らかの法解釈が必要だというようなときには、こういう審査会は、別に条例制定のときに限らず、活用していくべきだと思うんですけれども、いかがでしょうか。
443
◯吉波伸治委員長 今井部長。
444 ◯今井正徳企画財政部長 先ほど課長から答弁がありましたように、法令審自体、条例改正、条例の制定とか、そういったときに、内部職員だけなんですけれども、法制係が庶務と言うか、事務局をしておりまして、あと、部長、課長級で構成しております。それの対象というのは、あくまでも条例の制定・改廃ということでございます。ただ、それ以外の、例えば人事であったり契約であったり、いろんな議案が出てきていますけれども、議案としてでも、やはり今現在、法令審ではやっていないという状況でございます。
ただ、ご指摘自体も分かりますし、他市の状況、そういったところまで法令審で審査されておられるのかどうかというのを調査して、例えば担当課が、こういったものについて法令審で考えてくれへんかというようなことがあれば、するようなことをやっておるようなところがあれば、また検討していきたいとは思っておりまして、もう少し調査させていただきたいと思っております。
445
◯吉波伸治委員長 塩見副委員長。
446
◯塩見牧子副委員長 なかったとしても、やっぱりどこかでそういうのをちゃんと審査できる場というのは庁内に設けていただきたいと思います。それだけ要望いたしまして、終わらせていただきます。
447
◯吉波伸治委員長 他にございませんか。
(「なし」との声あり)
448
◯吉波伸治委員長 これにて
企画総務委員会を終わります。
午後4時2分 閉会
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生駒市議会委員会条例第29条の規定によりここに署名する。
企画総務委員会委員長 吉 波 伸 治
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